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社会人が家で勉強できないのは、意志が弱いからではなく、家が休むための場所としてできているからです。
ベッドもスマホもすぐ手の届く場所にあり、仕事で疲れて帰ってきた体はそのまま休もうとします。対策は、家の中に勉強だけのための場所を作るか、勉強は外でやると決めてしまうかのどちらかです。
私は平日の夜は自宅で勉強し、月に1〜2回は休日にコワーキングスペースを使っています。この記事では、家で勉強できない原因と自宅でできる対策、家で無理なときに使える勉強場所5選を紹介します。
社会人が家で勉強できない4つの原因
家で勉強が続かない原因は、主に次の4つです。当てはまるものがわかると、選ぶべき対策も決まります。
ベッドやスマホなど、すぐ手の届く誘惑が多い
家には、ベッド、ソファ、スマホ、テレビ、ゲームと、勉強より楽なことがそろっています。少し疲れた瞬間に、数歩で誘惑に手が届いてしまうのが家の弱点です。
仕事の疲れで、机に向かうまでのハードルが高い
仕事から帰ってきた時点で、すでにその日の集中力はかなり使っています。家に着いた安心感も重なって、机に向かって教材を開くまでのハードルが上がります。
休む場所と勉強する場所が同じで、切り替えにくい
食事をする場所、くつろぐ場所、勉強する場所が同じだと、頭が勉強モードに切り替わりません。学校や職場のように、そこに行けば勉強するという合図が家にはないからです。
家族の生活音や会話で中断される
家族と暮らしていると、テレビの音や話しかけられることで集中が途切れます。自分ではどうにもできない中断が多いと、家での勉強はさらに難しくなります。
家で勉強できるようにする対策
家で勉強したいなら、気合いで乗り切るのではなく、原因を一つずつ環境でつぶしていくのが近道です。私が実際にやってきた対策を紹介します。
勉強専用の机と椅子を用意する
私は勉強用のデスクと椅子を買ってから、家でも集中できるようになりました。ここに座ったら勉強する、という場所ができると、頭が勉強モードに切り替わりやすくなります。
私が使っているデスクと椅子は、どちらも高価なものではありませんが、しばらくこれでいいと思える程度には快適です。


机選びのポイントは、勉強机の記事で詳しく解説しています。
食事と勉強の場所を分け、ベッドから机を離す
食事をするテーブルで勉強していると、食べ終わったあともだらだら過ごしてしまいます。私は食事と勉強の場所を分けてから、机に向かったときの切り替えが楽になりました。
ベッドの近くに机を置くと、疲れたときにすぐ横になれてしまいます。机はベッドから見えにくい位置に置くのがおすすめです。
スマホを物理的に遠ざける
スマホは机の上にあるだけで、つい手が伸びます。タイマーをセットすると時間まで開かないタイムロッキングコンテナや、指定したアプリだけをロックできるBrickを使うと、我慢しなくてもスマホから離れられます。私は毎日23時から翌10時まで、Brickで動画やSNSをロックしています。
家事と並行して、スキマ時間から始める
家で勉強するメリットは、家事と並行できることです。私は洗濯機や炊飯器を回しているあいだに勉強しています。まとまった時間を作ろうとするより、家事の待ち時間から始めるほうが、机に向かうハードルが下がります。
勉強する時間を手帳で先に予約しておく
空いた時間に勉強しようと考えているうちは、疲れに負けて先延ばしになります。水曜の21時から30分、というように勉強の時間を手帳に先に書き込んでおくと、帰宅後に迷う時間がなくなります。
家で無理なら外へ。社会人におすすめの勉強場所5選
対策をしても家では集中できない人は、勉強は外でやると決めてしまうのが一番確実です。社会人が使いやすい勉強場所を5つ比べました。
| 場所 | 費用 | 静かさ | 使いやすい時間 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| 図書館 | 無料 | とても静か | 休日の日中 | 無音に近い環境で集中したい人 |
| カフェ | 飲み物代 | 適度なざわつき | 平日夜・休日の朝 | 人の目があると頑張れる人 |
| ファミレス | 食事・ドリンク代 | ざわざわしやすい | 朝・夜遅く | 近くに図書館やカフェが少ない人 |
| コワーキングスペース | 利用料(1日・月額) | 静か | 平日夜・休日 | 本気で資格勉強を進めたい人 |
| レンタルスペース・自習室 | 利用料(時間単位) | とても静か(個室) | 試験前 | 声を出して勉強したい人 |
場所ごとのメリットとデメリットは次のとおりです。
| 場所 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 図書館 | 静かで、周りも勉強している人が多い | 閉館が早く、仕事帰りには使いにくい。土日は席が埋まりやすい |
| カフェ | 駅前など通いやすい場所に多く、電源やWi-Fiがある店もある | 混む時間帯は長居しにくく、回数が増えると出費がかさむ |
| ファミレス | ドリンクバーで長めにいられ、夜遅くまで開いている店も多い | 家族連れやグループ客で騒がしい時間帯がある |
| コワーキングスペース | 机・椅子・電源が整っていて、周りも作業している人ばかり | 月額契約だと固定費が増え、近くにない地域もある |
| レンタルスペース・自習室 | 完全に一人になれ、音読やオンライン講義の音出しもできる | 時間単位の料金で、長く使うと費用が大きくなる |
図書館で静かに集中する
無料で使えて、周りも勉強や調べものをしている人が多いので、静かな環境で集中したい人に向いています。閉館時間が早い館が多いので、休日の日中にまとまった時間を取りたい人におすすめです。
かなり集中できますが、たまに他の利用者のマナーが気になることもあります。周りにイライラしたくない人は、有料のコワーキングスペースや自習室も検討してみてください。
カフェで短時間だけ集中する
人の目があったほうが頑張れる人や、多少のざわつきがあるほうが集中できる人に向いています。私はカフェでの勉強がかなり好きで、周りで作業している人がいると勝手にライバル意識が働いて、もう少し頑張ろうという気になります。
長居しにくいので、休日の朝に2時間だけ、平日の仕事終わりに1〜2時間だけ、と短時間で使うのがおすすめです。混んでいる時間に2時間以上いるなら追加で注文し、店内が混んできたらキリのいいところで席を立つのが、私のマナーの目安です。
ファミレスで長めにこもる
ドリンクバーで長めにいられて、夜遅くまで開いている店も多いので、近くに図書館やカフェが少ない人に向いています。
ただ、先日久しぶりにファミレスで作業したときは、近くの席のおしゃべりが盛り上がっていて、なかなか集中できませんでした。静かに集中したい日には向かないので、人が少ない朝の時間帯や、モーニングと勉強をセットにする使い方が現実的です。
コワーキングスペースで本気モードに入る
もともと仕事をするための場所なので、机や椅子、電源、Wi-Fiが整っていて、周りも作業している人ばかりです。資格勉強や転職準備を本気で進めたい人に向いています。
私は月に1〜2回、休日に数時間だけ、少し良いドリンクを飲みながら勉強するご褒美として使っています。お金がかかる分、そこにいる人の本気度も高く、その雰囲気が自分の背中を押してくれます。

レンタルスペースや自習室にこもる
完全に一人になれるので、人目や雑音が気にならず、声に出して暗記したり、オンライン講義を音ありで見たりできます。費用がかかる分、試験直前の追い込みなど短期集中で使うのに向いています。
私はまだ本格的な自習室を使ったことはありませんが、勉強中に声に出して読みたい瞬間がけっこうあるので、近いうちに試してみるつもりです。
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平日と休日で勉強場所の使い分けを決めておく
勉強場所は、毎回その場で考えていると面倒になって続きません。平日と休日でパターンを決めてしまうのがおすすめです。
- 平日:仕事終わりに、職場か自宅の近くのカフェで1〜2時間。残業が多い日は、自宅で30分だけにする
- 休日:午前中は図書館で3時間、午後はカフェで1〜2時間だけ復習する
- 試験前:レンタル自習室を1日借りて追い込む
平日はここ、休日はここ、とざっくり決めておくだけでも、今日はどこでやろうと迷う時間が減ります。
よくある質問
家で勉強できないのは甘えですか?
甘えではありません。家はベッドやスマホなど休むためのものがそろった場所なので、疲れた社会人が集中しにくいのは自然なことです。勉強専用の机を用意する、スマホを物理的に遠ざけるなど環境を変えるか、図書館やカフェなど外で勉強すると決めてしまうのが現実的な対策です。
仕事で疲れて帰ってきた日も勉強したほうがいいですか?
疲れた日は、5分や10分など短い時間だけでも机に向かえれば十分です。ゼロの日を作らないことが、勉強を続けるうえで一番大切です。家事の待ち時間に1ページだけ読むなど、ハードルを下げて続けてください。
何を勉強すればいいか決まっていません。
場所より先に、何を学ぶかを1つ決めるのがおすすめです。目的別の決め方は下の記事で紹介しています。月額制の学習サービスを使えば、講座を途中で入れ替えながら自分に合う分野を探せます。
まとめ
社会人が家で勉強できないのは、意志ではなく環境の問題です。家で勉強したいなら、勉強専用の机を用意し、スマホを遠ざけ、勉強する時間を先に決めておくことから始めてください。
それでも集中できないなら、図書館やカフェ、コワーキングスペースなど、外に自分の定番の勉強場所を1〜2か所持っておくと、勉強のハードルがかなり下がります。
勉強を続けるための仕組みをもっと作りたい方は、こちらも参考にしてください。

98年生まれの怠惰人間。
浪人・就職・同棲を経て、よい習慣で人生をちょっとよくしようともがいてます。勉強・デジタルデトックス・生活習慣について発信中。お笑いとラップが好き。









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