自宅で勉強できない社会人必見!おすすめの勉強場所6選

勉強

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「スキルアップのために勉強したいけど、自宅だとどうしても集中できない」
「カフェで勉強してるけど、これってマナー的にどうなんだろう?」

社会人になると、学生時代と違って「どこで勉強するか」から自分で選ばないといけません。

また、仕事と並行して自分で時間を作って勉強することになるので、集中や継続のためにも「どこで勉強するか」はより重要になります。

そこでこの記事では、どこで勉強したらいいのか分からない社会人向けに、使いやすい勉強場所を6つ紹介します。

それぞれ、

  • 料金
  • 集中しやすさ
  • 長時間いられるか(マナー的にOKか)
  • どんな人に向いているか

という視点で整理しているので、読み終わるころには「自分はどこで勉強するのが一番向いているか」が1〜2個に絞れているはずです。

筆者の体験談も交えながら紹介していくので、ぜひ読み進めてみてください。

結論|「お金×静かさ×通いやすさ」で決めれば大きく失敗しない

先に結論を言うと、勉強場所は「お金」「静かさ」「通いやすさ」の3つで考えれば、ほぼ迷いません。

  • お金:毎月どれくらいまでなら払えるか
  • 静かさ:完全な無音がいいのか、適度なざわざわがあった方が集中できるのか
  • 通いやすさ:仕事帰り or 休日に、無理なく行ける距離かどうか

この3つのバランスで考えると、よくある候補はだいたい次のようになります。

  • とにかくお金をかけたくない → 自宅、図書館
  • 人目・ざわざわで自分を追い込みたい → カフェ、ファミレス
  • 多少お金を払ってもいいから快適さ重視 → コワーキング、レンタルスペース

このあと、代表的な勉強場所6つを順番に見ていきます。

社会人におすすめの勉強場所6選

① 自宅

料金:無料|静かさ:環境次第|通いやすさ:100点

一番コスパがいいのは、当然ながら「自宅」です。
ただし、何も工夫しない自宅は、ベッド・スマホ・ゲーム・テレビなど誘惑の塊でもあります。

メリット

  • 無料で24時間いつでも使える
  • 通勤時間ゼロ、疲れていてもすぐ始められる
  • 好きな体勢・服装で勉強できる

デメリット・注意点

  • ベッド・ソファ・スマホの誘惑に負けがち
  • 家族と同居している場合、音や会話で中断されやすい
  • 「集中モード」に切り替えるきっかけが作りにくい

向いている人

  • 一人暮らしで、ある程度自制心がある人
  • 朝早くや夜遅くなど、図書館やカフェの営業時間外に勉強したい人
  • 机・椅子・照明など環境が整っているまたは投資ができる人

ちょっとした工夫例

  • ベッドから離れた場所にデスクを置く
  • 勉強時間だけはスマホを別の部屋に置く
  • 「自宅ではインプットだけ」「アウトプットは外で」と役割分担する

ちなみに、筆者も平日夜の勉強には自宅を使っています。

洗濯や炊飯と並行して勉強できるのもメリットですし、「どうせ勉強するなら」とデスク周りの環境を整えるきっかけにもなるので、自宅勉強はけっこうおすすめです。

おまけ:筆者が使っているデスクと椅子

自宅での勉強環境を整えたい人向けに、筆者が実際に使っているデスクと椅子も載せておきます。どちらも「そこまで高くないけど、十分快適」というラインなので、気になる人はチェックしてみてください。



② 図書館

料金:無料|静かさ:◎|通いやすさ:自宅・職場の近くならかなり強い

メリット

  • 静かで、勉強している人が多い空間なので集中しやすい
  • 無料で使える(冷暖房完備のことが多い)
  • 調べ物をしたくなったときに、そのまま本で確認できる

デメリット・注意点

  • 営業時間が短めで、仕事終わりは使いづらい(夕方〜19時頃までが多い)
  • 土日は混んでいて席が確保できないこともある
  • 飲食禁止のエリアが多く、長時間いるとお腹が減って集中力が落ちる

向いている人

  • 休日の午前中〜午後にまとまった時間を取りたい人
  • 静かな環境じゃないと集中できない人
  • 紙の本で調べながら勉強したい人

図書館での勉強はかなり集中できますが、たまに他人のマナーが気になることもあります。

無料で開かれている場所なので仕方ない部分もありますが、「もっと静かな環境がほしい」「周りの人にイライラしたくない」という人は、有料のコワーキングスペースや自習室も検討してみてください。

③ カフェ

料金:400〜1,000円前後/回|静かさ:適度なざわつき|通いやすさ:駅前などなら◎

メリット

  • 周りに人がいて、適度なざわつきがある方が集中しやすい人には向いている
  • 「勉強しに来ている人」も一定数いるので、勝手にライバル視して自分を追い込める
  • 店によっては Wi-Fi・コンセント完備で、PC作業もしやすい

デメリット・注意点

  • 長時間いるなら、追加注文が必要になる(マナー的に)
  • 混雑時間帯(ランチ・夕方)は長居しづらい
  • ドリンク代が積み重なると、月単位ではそれなりの出費になる

向いている人

  • 自宅だとダラけるが、人の目があると頑張れるタイプ
  • 多少のざわざわがあった方が集中できる人
  • PCやタブレットで作業・学習したい人

マナーの目安(個人的なライン)

  • 混雑時間帯に2時間以上いるなら、追加で何か頼む
  • 店内が明らかに混んできたら、キリのいいところで席を立つ

個人的に、カフェでの勉強はかなり好きです。

周りにも同じように作業・勉強している人がいるので、勝手な仲間意識/ライバル意識が働いて、もう少し頑張ろうという気持ちになります。

長居がしづらいことや混みやすさを考えると、

  • 休日の朝に2時間だけ
  • 平日の仕事終わりに1〜2時間だけ

といった「短時間集中」で使うのがおすすめです。

④ファミレス

料金:フリードリンク込みで500円〜1,000円前後/数時間|静かさ:ざわざわ寄り|通いやすさ:郊外に強い

メリット

  • フリードリンク付きで長時間いられる店が多い
  • 夜遅くまで開いている店舗も多く、仕事終わりに行きやすい
  • カフェよりも「長居しやすい空気」の店もある

デメリット・注意点

  • 家族連れ・グループ客が多く、騒がしいこともある
  • そもそも「勉強する場所」としては想定されていない
  • 電源は基本期待できない

向いている人

  • 郊外住みで、近くに図書館もカフェもあまりない人
  • 「多少うるさくてもOK。とにかく長時間こもりたい」タイプ
  • 夜にまとまって勉強したい人

先日久しぶりにファミレスで作業したのですが、お母さま方の楽しそうなおしゃべりが盛り上がっていて、なかなか集中できませんでした。

勉強をするための場所ではないので文句は言えませんが、「静かに集中したい日」には正直あまり向きません。

どちらかというと、

  • 人が少ない朝の時間帯
  • モーニングをやっている店で、「朝ごはん+勉強」をセットにする

みたいな使い方が、現実的かなと思います。

⑤ コワーキングスペース

料金:数百円〜数千円/日(月額だと数千〜1万円台〜)|静かさ:エリアによるが◯|通いやすさ:職場・自宅近くなら◎

メリット

  • もともと「仕事する場所」なので、机・椅子・Wi-Fi・電源の質が高い
  • 周りも作業している人しかいないので、怠けにくい
  • ドリンク無料・フリースペースなど、長時間こもる前提の設備が整っている

デメリット・注意点

  • 月額で契約すると固定費が増える
  • 勉強よりも仕事向きのスペースもあり、雰囲気が合うかは実際に行ってみないと分からない
  • 近くにちょうどいいコワーキングがない地域もある

向いている人

  • 本気で資格勉強・転職準備を進めたい人
  • 在宅勤務+勉強を同じ場所でやるのがしんどい人
  • 自宅やカフェだとどうしても誘惑に負ける人

コワーキングスペースは、個人的には「カフェの強化版」だと思っています。

お金がかかる分、そこにいる人の本気度も高めなので、その雰囲気をプラスに使えるタイプにはかなりおすすめです。

筆者は「たまのご褒美」的な使い方をしていて、

  • 月1〜2回、休日に数時間だけ行く
  • ちょっと良いドリンクを飲みながら、気持ち優雅に勉強する

みたいな感じで利用しています。

⑥レンタルスペース・自習室・個室ブース

料金:数百円〜数千円/時間 or 日|静かさ:◎(個室系は特に)|通いやすさ:駅周辺なら◯

レンタル自習室・個室ブース・防音スペース・カラオケのヒトカラ利用など、

「個室でこもる」系の勉強場所です。

メリット

  • 完全に一人になれるので、人目も雑音も気にならない
  • 声を出して暗唱したり、オンライン講義を音ありで見るのもやりやすい
  • 試験前のラストスパートなど、「短期集中」に向いている

デメリット・注意点

  • 1時間あたり or 1日あたりの料金がそれなりにかかる
  • 長期間使うと、コワーキング以上の費用になることもある
  • 場所によって設備の当たり外れが大きい

向いている人

  • 資格試験・受験など、期限が決まっていて本気度が高い人
  • 「他人がいると逆に集中できない」「完全に一人がいい」タイプ
  • 模試・過去問など、本気でアウトプットする時間を確保したい人

日常使いというよりは、試験直前の追い込み用だと思っています。

正直、筆者はまだ本格的な自習室は使ったことがないのですが、勉強中に「今、声に出して読みたい」「独り言で整理したい」瞬間がけっこうあるので、近いうちに試してみるつもりです。

平日と休日で「勉強場所」の使い分けパターンを決めておく

勉強場所は、「毎回その場で考える」とめんどくさくて継続しません。
おすすめは、平日と休日でパターンを決めてしまうことです。

例:平日
仕事終わりに、職場近く or 自宅近くのカフェで1〜2時間だけ
残業が多い日は、思い切って「平日は自宅で30分だけ」にする

例:休日
午前中:図書館 or 区民センターで3時間
午後:カフェで1〜2時間だけ復習
試験前だけ、レンタル自習室を1日借りる

こんな感じで、
「平日はここ、休日はここ」
とざっくり決めておくだけでも、「今日はどこでやろう…」と迷う時間が減ります。

場所が決まったら、「何を」「どうやって続けるか」も決めてしまう

勉強場所が決まったら、次は

何を勉強するか
どうやって続けるか

の2つを固めるだけです。

何をどうやって勉強するかについては以下の記事にも書いていますのでよければ読んでみてください。

社会人は何を勉強すべきか?目的別に「今から始める勉強」を決める方法

社会人におすすめの勉強継続アプリ3選|忙しくても勉強が続く選び方

まとめ|自分に合う「定番の勉強場所」を1〜2個持っておく

最後に、この記事の内容をシンプルにまとめます。

勉強場所は「お金×静かさ×通いやすさ」で選ぶ
自宅だけで戦うのが難しいなら、「外で勉強する前提」で考えた方が楽

候補は、

  • 図書館
  • カフェ
  • ファミレス
  • コワーキングスペース
  • レンタルスペース・自習室・個室ブース

から、自分に合うものを1〜2個選べば十分

一番大事なのは、
「どこでやるかを毎回迷わないようにしておくこと」
です。

平日は◯◯で1時間
休日は△△で3時間

このくらいざっくりでいいので、「自分の定番パターン」を作っておくと、勉強のハードルがかなり下がります。

あとは、その場所に行って、机に座るところまでできれば大成功です。
「何をやるか」と「どう続けるか」は、ほかの記事で一緒に整えていきましょう。

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